「甲子園」が浮き彫りにする県民性 高校野球通して学ぶ「人生」「お笑い」…

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   大阪桐蔭の春夏連覇で終わった今夏の甲子園。春の選抜と同じ組合せとなった決勝戦で、光星学院(青森)はまたしても涙をのんだ。あなたの郷土のチームはどこまで勝ち進んだか。甲子園の感動をいま一度。J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(https://books.j-cast.com/)でも特集記事を公開中。

甲子園めざし超進学校へ!?

『偏差値70の野球部』
『偏差値70の野球部』
『偏差値70の野球部』

   「とんでもなく面白い野球小説、できました!」「書いたのは超弩級の新人作家!」と宣伝コピーにうたう。第1巻のレベル1「難関合格編」から「打撃理論編」「守備理論編」と続き、レベル4「実戦応用編」まで全4巻の構成。小学館文庫の『偏差値70の野球部』(著・松尾清貴、レベル1 500円、レベル2 560円、レベル3 560円、レベル4 630円)は、面白さ請け合いの高校野球エンターテイメントだ。

   少年野球で活躍したピッチャーが将来のメジャーリーグ入りを夢見て、甲子園常連校を目指すが、猛勉強の末に入学したのは野球の名門ではなく、東大合格者数全国1位の超進学校だった。どんな波乱万丈や奇想天外が待っているのか。果して、東大と甲子園は両立するのか。

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