秋に「便秘など不調」4人に1人 お悩み解決とフルーツの関係

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   女性のおよそ4人に1人に当たる25.5%が、秋になると何らかの「体の不調」を感じているという調査結果をゼスプリ インターナショナル ジャパン(東京・千代田区)が2012年8月23日発表した。

   全国の20~60代女性1000人を対象に調べたもので、症状としては「睡眠不足」(38.6%)、「体重増加」(16.8%)、そして「便秘」(14.6%)が上位を占める。

週4回以上のフルーツ摂取で便秘改善の傾向

「あなたは便秘だと思いますか?」便通回数週4回が境目
「あなたは便秘だと思いますか?」便通回数週4回が境目

   調査ではこのうち「便秘」に注目し、女性に「お通じ」の回数と「自分は便秘だと思うか」を尋ねたところ「週4回」と答えた女性では72.7%が自身を便秘と考えていたのに対し、「週5回」とした女性ではこの割合が46.2%まで下落した。「週4回以下」が、便秘のボーダーラインと見ていいだろう。

   この線で対象をグループ分けしてなおも調査すると、両者の「フルーツ」の摂取回数に差があることが明らかになった。「便秘女性」(321人)が1週間平均2.7回しかフルーツを食べていなかったのに対し、「非便秘女性」(661人)では3.8回と1回以上多かったのだ。フルーツを週4回以上食べている女性の「非便秘」率も75.1%と平均(約3人に2人)より高く、フルーツでは「週4回以上」が便秘改善のカギになりそうだ。

専門家「便秘解消、キウイがオススメ」

   医学博士で管理栄養士の本多京子氏も、「健康のためにも積極的にフルーツを食べてほしい」と太鼓判を押す。近年は「値段が高い」「切るのが面倒」といった理由から消費者の「フルーツ離れ」が進んでいるが、食べやすいものを活用するなどして毎日食べることが望ましいという。中でも便秘解消という観点からフルーツを選ぶなら「不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが良いキウイは特にオススメ」だそうだ。

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