白地に黒のラインがタスキに入った1枚のTシャツが中国のネットで話題になっている。一見すると普通のTシャツだが、販売業者が「このTシャツを着れば運転時にシートベルトをしなくてもいい」という宣伝文句をつけたことで、日本のネットでも2012年8月後半から注目を浴び始めた。
警察やメディアも取り上げだす
この話題を受けて、中国のネットユーザーの反応は、「面白い」と商品をジョークとして受け止める声がある一方、批判的なコメントも少なくない。
「こんなものを着て命を粗末にするな」という批判や「シートベルトをしない人が多いからなぁ」という意見があった。
また、中国の警察やメディアまでがこのTシャツを取り上げて、運転時に着用しないよう警告を発する事態にまで事態は発展している。
問題のTシャツは現在も中国大手通販サイト淘宝網で販売されている。価格は55元(日本円でおよそ688円、2012年8月20日現在)。
依然、商品紹介として「このTシャツを着れば、シートベルト着用の罰則や窮屈さから開放される」などと書かれているが、同時に「きちんとシートベルトしたほうがいい!安全第一!」という注意も書かれている。