あと約1週間で「終点」です――初公開の秘蔵車両模型や「JR東日本駅長の制服を着て写真撮影」などが楽しめるイベント「てっぱくin横浜ランドマークタワー」が、2012年8月26日まで横浜市で開かれている。鉄道ファンなら見逃せない「秘蔵品15点」を見ることができるチャンスも残り少なくなってきた。
秘蔵品15点を初公開
同イベントは、さいたま市大宮区の鉄道博物館と連携し、同博物館のメイン展示のひとつ「ヒストリーゾーン」を再現したジオラマ模型などを楽しむことができる。初代の成田エクスプレス「253系電車」の車両模型など、「本家」の博物館でも未公開だった秘蔵品15点も初公開されている。日本の鉄道開業140周年を記念して、7月21日に始まった。
「こども駅長 写真撮影」も、会場内の旧横浜駅舎と1号機関車(150形蒸気機関車)のオブジェ前で、土日の8月18・19日と25日に実施される。JR東日本の協力を得て、子どもたちあこがれのJR東日本駅長の制服を着て記念写真を撮ることができる。参加者には、オリジナル記念硬券がプレゼントされる。
また、施設内店舗の一部では、イベント期間限定のオリジナル鉄道メニューも用意している。電車をイメージして、いなり寿司と細巻き寿司を詰め合わせた「横浜発 いなり号」(480円、崎陽軒)や、ミルクの泡で電車を描く「電車のデザインカプチーノ」(600円、カフェ・アルデンテ)などを味わうことができる。
鉄道ファンだけでなく、残り少ない夏休みの最後の思い出作りに家族連れも楽しめそうな企画がほかにも、館内各所に用意されている。
横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」に入場する場合は、入場料がかかる。大人1000円、小・中学生500円など。スカイガーデンでも各種展示が行われている。