監督50周年記念展「山田洋次の軌跡」 京都南座で開催

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   松竹は、映画監督山田洋次さんの監督生活50周年の記念展「山田洋次の軌跡」を京都四條南座で2012年8月18日~9月23日、10月6日~24日に開催する。

大劇場で「35ミリフィルムでの作品上映」は日本最後か

京都南座で寅さんに会える
京都南座で寅さんに会える

   記念展の目玉は映像上映だ。南座の舞台上にスクリーンと音響を設置し、監督の全80作品の中から毎日1~2本ずつが35ミリフィルムで上映される。また、劇場内の別コーナーでは、特別映像がミニシアターで上映される。

   体験コーナーには映画「男はつらいよ」の「くるまや」のセットが復元される。セット内に入り、写真撮影することも可能で、寅さん気分を味わえる。そのほか、撮影機材やフィルム、パネルなど「山田監督を支えたモノたち」が館内ロビーや廊下に展示される。

   今回の記念展に向けて、山田さんは

「大劇場で35ミリフィルムを上映するのは、これが日本最後の上映ではないでしょうか。フィルムが消えるというのは、映画の歴史の中でも非常に大きな出来事。フィルムのもつ奥行きはデジタルでは出せないと思います。寅さんファンはもちろん、大学生にも来てほしいと思います」

と語った。

   入場料は500円。別途、映像の鑑賞料は1作品ごとに500円、特別映像の鑑賞料は300円、「くるまや」セットの体験料は500円が必要。

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