戦争映画やゲームなどでもおなじみの兵器「ロケットランチャー」を、ペットボトルを弾頭として再現したおもちゃが日本で発売され、国内外で話題を呼んでいる。
その名も「ペットボトルランチャー RPG-7」で、新潟県の金具製造販売メーカーのマルダイ(三条市)が2012年7月23日に発売した。ペットボトルロケットの原理を応用し、その飛距離は30メートルを超える。
バックブラストの爽快感がたまらない
ロケットランチャーの代名詞である旧ソ連製「RPG-7」をモチーフにした組み立て式製品だ。ペットボトルに水、そして自転車用空気入れを使って空気を充填(じゅうてん)してランチャーにセットし、あとは本物と同じ要領で肩に担いで引き金を引けば、盛大な水の「バックブラスト」とともに、ミサイル代わりのペットボトルが勢いよく飛んでいく。撃った後は全身ずぶ濡れになるので、ゴーグルなどの装備は欠かせない。
この商品に対しTwitter(ツイッター)では、
「かっけぇぇぇぇぇeeeer!!」
「なにこれ超欲しい!」
と驚嘆の声が相次いだほか、海外各国のニュースサイト、ブログなどでも話題を呼び、米SNS「Fancy(ファンシー)」では製品画像が8月8日時点で9000人近くから共有されるなど、国境を超えてネットユーザーの注目を集めている。