キヤノンは2012年8月2日、205種類の撮影パターンを自動で判別するコンパクトデジタルカメラ「IXY 430F」を発売した。価格はオープンだが、想定実売価格は2万5000円前後とみられる。
スマホに直接、画像送信できる
顔の有無や光の加減など、撮影時のシーンを判別する全自動撮影機能「こだわりオート」に、顔・名前・誕生日が登録できる個人認証機能を搭載。撮影シーンに応じて最適な手ブレ補正効果が得られる「マルチシーンIS」との組み合わせにより、最大205種類の撮影パターンからカメラが被写体の状況を見分け、最適な撮影設定で写真が残せる。
また、Wi-Fi対応のワイヤレス通信機能が、従来機種「IXY 420F」(2012年3月発売)と比べて進化。「カメラアクセスポイントモード」の搭載により、アクセスポイントがない場所でもスマートフォンへの画像の送信などが可能になった。コンパクトフォトプリンター「SELPHY CP900」(2012年9月発売予定)に撮った画像をワイヤレスで送信し、プリントすることも可能だ。
ボディーカラーは、パープル・シルバー・ゴールド・ピンクの4種類。