猛暑で恋しくなる宮崎「冷や汁」 食べ比べると意外な違いが…

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   タレント知事の「トップセールス」で一世を風靡した宮崎県のアンテナショップだが、この頃は売上が最盛期の半分ほどに落ち込んでしまったという。

つけめんのつけダレを思わせる

写真は宮崎観光ホテルのひや汁
写真は宮崎観光ホテルのひや汁

   そんな新聞記事を読み、心配になって東京・新宿サザンテラスの「新宿みやざき館KONNE」を訪れてみた。近くにあった北海道物産店も閉店しており、ますます気がかりである。しかしKONNEの店内は、休日だったせいもあるのか、賑わっていて、レジには行列が出来ていた。時節柄かの有名なマンゴーも入り口近くに売っていたが、お客さんの様子を見ると、目をとめる人はほとんどいない。地鶏パックと宮崎の素朴な郷土料理「冷や汁」関連のものがよく売れているふうだ。

   この夏の酷暑のなか、やはり冷や汁には心ひかれる。KONNEには冷や汁の素やフリーズドライなども含めて、さまざまな冷や汁商品が豊富に置いている。今回は簡単も簡単なレトルトパッケージ風のストレートタイプ冷や汁(袋から器に注ぐだけ)を5種類ほど購入して、食べくらべてみた。

   冷や汁は、よく冷やし味噌汁かけ飯といった説明がされるが、ただの味噌汁ではない(ことが多い)。すりゴマや魚介系のダシ(エキス)が効かせてあり、とろみがあって、どこかつけめんなどのつけダレを思わせるところもある。

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