2012年8月2日、内村航平選手がロンドン五輪の体操男子個人総合で日本人28年ぶりとなる金メダルを獲得した。
内村選手は表彰式で受け取った花束を観客席にいた母・周子さんに渡すと、お返しに内村選手の大好物とされる有楽製菓のチョコレート菓子「ブラックサンダー」が渡されたことが話題になっている。
すでに問い合わせも
このことを受けてツイッターなどネットでは、
「ブラックサンダーが猛烈に食べたくなってきた」
「内村のおかげでブラックサンダーってお菓子を知ったよ」
などのコメントが見られた。
内村選手とブラックサンダーの関係が明らかになったのは北京五輪にさかのぼる。競技前に「勝負食」として口にしていたことが報じられ、一躍注目を浴びるようになった。
同社によると、北京五輪の前後で売り上げは2倍近くにまで増加したという。
今回の金メダル獲得後の反響を同社に話を聞いたところ、すでに一般の消費者から「どこで手に入るのか」という問い合わせや、同社宛に内村選手への「おめでとうメール」なども寄せられたという。
また社内でも内村選手の話題が出ることも多く、応援ムードは高まっていたとのこと。
一方で、売り上げ増につながるかどうかについては、「注目されることは嬉しいが、売り上げへの直接的な影響は冷静に見ている」と答えた。
また、金メダル獲得に伴いブラックサンダーをプレゼントする予定はあるのか、との問いには、
「メダル獲得に関係なく、お疲れさまでした、という意味を込めてプレゼントする予定はありました。帰国後、メディア出演などが落ち着いた頃にお渡ししたい」
とコメントした。