ハッとさせられる石川遼の「言葉力」 その結婚・女性観にも注目

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「成功しても、失敗しても、ゴルフはすべてが自分の責任だ。そこに僕は惹かれる」

   15歳の衝撃デビューから5年、大人になった石川遼が「はじめて自分の言葉で語り下ろした」という話題の自伝、その名もズバリ『石川遼 自伝 僕の歩いてきた道』(1050円)が2012年7月25日に講談社より刊行され、ゴルフファンのみならず、各方面から注目を集めている。

「お前も入れてこい、そうしたら俺も入れてやる」

『石川遼 自伝 僕の歩いてきた道』
『石川遼 自伝 僕の歩いてきた道』

   そもそも、石川遼が、あれだけ多くの人々から愛されるのは、グリーン上での華麗で大胆なプレーだけではない。遼君自身から発せられる言葉の力----いわば「言葉力」もまた、彼の魅力の1つである。記者からコメントと求められるとき、あるいは公の席でのスピーチなどで、石川は思ったことを素直に、そして真っ直ぐに喋る。時にはユーモア、時には真摯な物腰で繰り出されるその言葉には、絶妙なセンスとパワーが漲っている。本書は、その石川遼の「言葉力」に注目したノンフィクション雑誌『G2』の企画から生まれたものだが、ページのいたるところに、思わず「ハッ」とさせられるような興味深い石川遼のコメントが並んでいる。

「どんな鳥でも、想像より高く飛ぶことはできない。僕はできるだけ大きな夢を見続けたい」
「プロゴルファーはライバルの失敗を望むよりも、『お前も入れてこい、そうしたら俺も入れてやる』ぐらいの気概でいなければいけない」
「オンとオフの切り替えは必要ない。自分はずっとオンのままでいい」

   座右の銘にしたいぐらいの、このような言葉がスッと出てくるあたり、やはり、石川遼の「言葉力」には非凡なものがある。

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