英語社内公用語化の大波で中堅社員ピンチ 「英対話」学習は苦手組救うか

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医療現場でも英語は必要になる

電子黒板を前に、教材について解説するニチイ学館の平尾佳世子さん
電子黒板を前に、教材について解説するニチイ学館の平尾佳世子さん

   COCO塾はこうした「英対話」習得のため、外国人インストラクター2人、生徒6人(最大時)という特徴的なクラス編成や、タッチパネル式の電子黒板などを取り入れ、これまでのテキスト・機能重視の英語教育とは違う、より生きたコミュニケーション教育を実践している。また、ニチイ学館が医療・介護教育事業を手がけていることもあり、看護師や薬剤師、病院職員など医療関係者向けのコースを設けているのも特色だ。6月末現在で全国に28校を展開、反響を見ながらさらに拡大を目指す。

   平尾さんは「ビジネス英語へのニーズは高まり続けており、その流れはさらに加速する」と予測する。「英語は苦手」といって済ませられる時代では、もうないのだ。

「学校での英語に自信がなかった、英語をこれまで楽しめなかった、という人こそ、インストラクターとの会話で『通じた』という達成感を味わいながら、『相手に伝わる』『相手に届く』英語を身に付けてほしいと考えています」
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