「美容にコラーゲン取り入れたい」78%超 なのに知らない本当の姿、「正解3%」の質問も

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   美肌ケア成分として知られる「コラーゲン」。多くの女性が高い関心を寄せる一方で、知識不足もあり「取り入れ方が分からない」という人も少なくないようだ。

   コラーゲンに関する正しい情報発信に努める「コラ活」実行委員会(事務局、東京)が行った意識調査から、こんな悩める女性の姿が浮き彫りになった。調査は、20~60代の女性1000人を対象に実施し、結果を2012年7月17日、発表した。

「美肌成分といえば?」半数近くがコラーゲン挙げる

肌の成分に占めるコラーゲンの割合、正しく理解していた人は約3%
肌の成分に占めるコラーゲンの割合、正しく理解していた人は約3%

   「美肌と聞いて思い浮かぶ成分」を1つ挙げてもらったところ、「ヒアルロン酸」(27.8%)、「ビタミン類」(12.4%)を抑えて「コラーゲン」(46.5%)が1位となった。78.6%の女性は「美容のためにコラーゲンを取り入れたい」と回答しており、その関心の高さがうかがえる。

   しかし実際に取り入れている女性は26.2%に留まり、またコラーゲンに対する正しい知識を問う質問でも、正しく回答できた人は各設問3~6%程度と非常に少なかった。たとえば「あなたの肌の成分のうちコラーゲンは何%を占めると思いますか?」という質問に、正解の「70%」と答えられたのはわずか2.9%に過ぎなかった。肌に良さそう、というイメージはあるものの、どのように取り入れたらよいのか分からなかったり、正しい知識が不足していたりする人が相当数いるようだ。

年とともに「たるみ」気になる人が増加

   一方で、「現在の肌について不満や悩みが多い」とした人は全体の72.7%に上り、また84.3%が「将来の肌について不安がある」と回答するなど、女性にとって肌の悩みが大きいこともこの調査からは見えてくる。

   「自身の肌の悩みとして最も気になっているもの」を尋ねたところ、1位「しみ・そばかす」(33.1%)、2位「たるみ」(18.3%)、3位「乾燥」(13.8%)という結果に。特に「たるみ」は年齢とともに解答者が増える傾向が見られた。「たるみ対策に効果があると思う成分」を聞くと、コラーゲンが35.1%でトップだった。

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