佐々木興業は2012年6月30日、日本初となる音響システム「imm(イム)3D sound」を、シネマサンシャイン平和島(東京・大田区)に導入した。
まるで「映画の中」にいるような感覚
デジタル時代の映画に究極の臨場感を実現するために、スペインのimm sound社により開発された次世代型音響システムで、すでに海外ではヨーロッパや南米、アメリカの劇場を中心に採用されている。
劇場全体にスピーカーを配置し、垂直方向も含めたすべての空間をカバーすることで、音の立体的な移動や定位を可能にし、映画鑑賞にこれまでにない圧倒的なリアリティーを実現した。さらに、サウンドデザイナーが各劇場の3D空間における音の広がりや残響を入念にチェックし、その劇場の形状や広さに合わせて14.1ch~23.1chの中から最適なチャンネル数とスピーカーレイアウトを決定している、とのことだ。