一般公募から選ばれた「アメリカで活躍することを夢見る人」に、アシックスが最高333万円を支援するプロジェクト「33DREAMS」の受賞者発表が2012年7月2日、都内であった。
発表会には審査員を務めたジャーナリストの津田大介さん、また「ノマドワーカー」として知られる安藤美冬さんが出席、「夢」をテーマにトークショーを行った。
津田大介さん「ソーシャルで夢を追う仲間見つけやすく」
津田さんはソーシャル時代の「夢の叶え方」について、ソーシャルメディアを通じて拡大した官邸前での脱原発デモを例に引きつつ、
「今まで切り分けられていたリアルとネットが近づいてきている。夢を実現するのも1人よりも仲間がいる方がいいが、そうした仲間とたとえ遠くに住んでいても出会えるのがソーシャルメディアの面白さ」
と論じ、これに安藤さんも「ソーシャルメディアはまさに自己実現のツール」とうなずいていた。
そんな安藤さんは自身の夢に関して、
「先日5年前の自分が書いた『5年後の自分への手紙』を読んだんですが、『青山にオフィスを構える』『連載を持つ』『自由に仕事をする』など、当時の夢のほとんどが叶ってしまっていたんです」
と笑顔で語り、
「今後は、アミューズメントパークのような大学を作りたい。ビュッフェのように、その日に登校してその日に好きな授業を好きなだけ受けられるような」
という新たな目標をぶち上げていた。