プロの技で自己流との差、歴然
洋服の上からサイズを測った後、まずは自己流で新作の「凛々ブラ」を着けたのだが、ここで永山さんからダメ出しが。「ワイヤーが適切な位置より下がってしまっている人、意外と多いのです」と話しながら、試着中のブラジャーのワイヤーをググッと持ち上げ、バストフレーム(バストの円周の下部分)にぴったりとあわせてくれた。脇からバストを寄せ正しい位置に固定し、ストラップを適切な長さに整えてもらうと、バストトップが一目でわかるほど上向きになった。
これまで、フィッティングをせずにデザイン重視でブラジャーを選んでいたので、この不快感のない着け心地にびっくり。当日着てきたシャツを羽織ってみると、上向きバスト効果で姿勢もよく見え、ブラジャーと胸の隙間もなく、心なしか以前より胸も大きく見える。鏡を見つめながら過去の自己流ブラジャー生活を反省したのだった。
フィットしたブラジャーは単に心地いいだけでなく、これから先、きれいなバストラインを維持することにつながる。日々身に着けるものだからこそ、フィットするブラジャーを正しい位置で無理なく着けることが重要なのだという。