ボーナス使いみち「国内旅行」増加 MM総研調査

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   MM総研(東京・港区)は、「夏のボーナス商戦に関するアンケート」の結果を2012年6月13日、発表した。ボーナス額・購買意欲ともに改善傾向が続き、国内旅行の需要増が2011年夏比で大幅に増加したことがわかった。

デジカメ需要も上昇

デジタルカメラの購入意欲が上昇
デジタルカメラの購入意欲が上昇

   調査によると、この夏のボーナス支給額が「2011年夏より増加する」と答えた就業者は10.2%と2011年冬の9.2%からやや増加し、ボーナスによる購買意欲については「2011年夏と比べ上がった」と答えた就業者が14.0%と、2011年冬の13.0%からやや増加した。同社は、「2011年冬に引き続き、ボーナス額・購買意欲ともに改善傾向がはっきりと現れる結果になった」とコメントする。

   夏のボーナスの使いみちでは、「国内旅行」が目立って増加した、2011年夏の36.0%から、2012年夏は42.6%と6.6ポイント上昇した。「昨夏は東日本大震災の発生から日が浅く、国内旅行の需要が一時的に落ち込んだが、2012年夏はそうした影響がほぼ無くなった」ためと分析している。国内旅行の需要回復に合わせ、2012年旅行の必需品ともいえるデジタルカメラの購入意欲も7.7%に上昇している。前年の2.1%から5.6ポイント増加した。

   調査の対象としたのは全国の男女20代以上の就業者1072人で、調査期間は2012年5月30日から6月3日。

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