無実の人はこうして「犯人」にされた 「冤罪生む構造」を弁護士が暴く

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裁判員制度の検証始まる

   そんななかこの5月21日で実施3年となった「裁判員制度」は、裁判員に負担をかけられないという志向から審理のスピード重視となっていて、「捜査のあり方」と「審理のあり方」のバランスは取れているのか、ということにも本書は言及している。また、職業裁判官と裁判員裁判による判決の違いについても探っている。

   検察と裁判のあり方を考え直す声が高まり、また裁判員裁判が実施後3年での検証見直しが開始される今、冤罪と刑事裁判を問い直す本としてスリリングな一冊である。

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