リクルートは、リクルート就職活動モニターの、大学生・大学院生を対象に調査を実施し、調査結果を公開している。
文系28%、理系37%
2013年卒業予定の学生について、就職志望率や就職活動実施率、就職内定率の推移を把握するというもの。今回は2012年5月1日時点の調査結果となる。
就職志望者のうち、5月1日時点で就職活動を実施している割合を示す就職活動実施率は大学生全体で82.8%となり、前回(4月1日時点 以下同様)に比べ13.1ポイント下がった。理系大学院生では58.5%で、前回に比べ37.1ポイント下がった。
また、内定(内々定)取得経験のある者の割合を示す就職内定率は、大学生全体で30.9%で、前回に比べ17.4ポイント上がった。そのなかでも文理別だと文系28.0%、理系37.1%、男女別だと男性34.1%、女性27.0%となった。
内定(内々定)取得者のうち、内定(内々定)取得社数の平均は、大学生全体では1.67社、理系大学院生は1.98社であった。
大学生の内定(内々定)取得社数の内訳をみると1社が58.9%で、前回に比べ6.3ポイント下がり、2社以上取得した大学生の割合が増えていた。
この調査は「リクナビ2013」会員の大学生および大学院生で、調査モニターに登録した2013年卒業予定の男女5500人(大学生4647人 理系大学院生763人)にWEBアンケートを実施し、回答があった大学生1527人、理系大学院生374人の結果を集計した。