メルセデス・ベンツ日本(東京・港区)は、最小限のボディーサイズに最大限の利便性、快適性、安全性、環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカー「スマート フォーツー」(クーペ/カブリオ)の新型モデルを、2012年5月24日に発売した。また同日、「smart fortwo electric drive(スマート電気自動車)」の予約受け付けも開始した。スマート電気自動車の納車開始は年内を予定。
159万円からラインアップ
新型スマートのエクステリアには、大型化されたフロントグリルに立体的なハニカム構造のデザインを施し、クローム加工されたブランドロゴを配置したほか、立体的なデザインのサイドスカートとリアスカートにより、スポーティーな印象を持たせた。
また、ラインアップ・価格を見直し、ベースグレード「クーペ mhd」は159万円という価格を実現。装備の異なる「クーペ mhd プラス」「クーペ mhd パッション」のほか、最高出力62キロワット、最大トルク120ニュートンメートルを発生するターボエンジンを搭載したモデルをクーペ/カブリオに設定した。
電気自動車は295万円
スマート電気自動車は、最高出力55キロワット、最大トルク130ニュートンメートルを発生する電気モーターを搭載し、最高速度120キロメートル毎時以上を達成した。高効率なリチウムイオンバッテリーにより、フル充電で140キロメートル以上(NEDC:ヨーロッパ測定値)走行可能とのことだ。スマート電気自動車のメーカー希望小売価格は295万円。