図鑑の中でチョウが舞う 日本の全240種「生態写真」で紹介

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   日本チョウ類保全協会は「フィールドガイド 日本のチョウ」(誠文堂新光社)を販売中だ。

フルカラーで解説も豊富

本から飛び出てきそうな写真がたくさん
本から飛び出てきそうな写真がたくさん

   日本で観察できる240種以上のチョウすべてがフィールド写真で検索可能な図鑑だ。従来のチョウ図鑑は標本写真を使った解説が多かったが、本書は日本チョウ類保全協会の会員が中心となってフィールドで撮影した生態写真を用いており、野外で眼にする姿に近い形で確認できる。

   すべてのチョウにつき、表裏とメス・オス、さらに一部には季節型の写真をそれぞれ掲載している。実はチョウには翅を開くことがほとんどない種もあるが、それに関しては飛翔写真を「表」としてのせる念のいれようだ。

   また、色系による検索表にくわえ、写真に識別点を書き込むなど、見た目から正確に識別しやすいように工夫を凝らしている。

   手軽に持ち運べるサイズながら、豊富な解説とフルカラーの写真、さらにチョウ観察の手引きや写真の撮り方なども付した盛りだくさんの内容となっており、初心者から専門家まで幅ひろく楽しめそうだ。

   価格は1800円で、発行日は2012年4月30日。

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