国立国会図書館(東京・千代田区)は2012年5月15日から、デジタル化した国内博士論文約12万6000点の公開を開始した。
約40万点のデジタル化資料がネット上で利用可能に
このうち、著者から許諾を得た約1万5000点はネット上でも読むことができる。
さらに5月28日からは、国立国会図書館の施設内のみで提供していたデジタル化資料のうち、2011年に著作権保護期間が満了したものや著作権者の許諾が得られたものなど、図書・古典籍約5万3000点をネットで公開する予定だ。
今回の公開をうけ、国立国会図書館が提供するデジタル化資料の総数は200万点を超え、インターネットから利用できるものは約40万点になる。