ユニクロは2012年5月15日、都内で今シーズンの「クールビズ」アイテムの発表会を行った。一般企業5社の社員が出席し、ユニクロの「クールビズ」コーディネートで登場。「仕事もうまくいきそう」などと感想を語った。
運転手さんも「快適です!」
このうちタクシー会社のグリーンキャブでは、ユニクロのポロシャツを乗務員の制服として採用する。同社の中村健太郎さんは、
「ネクタイのわずらわしさから解放され、快適に運転できそうです」
と笑顔で話す。またインナーシャツを導入する第一交通産業の乗務員・金子智一さんも、
「快適です。ワイシャツの汗染みも気にならないので、仕事にも重宝してます」
と力強く太鼓判を押した。このほか、野村證券やビックカメラなどの従業員が、それぞれクールビズ姿を披露した。
「ニオイ」対策がパワーアップ
ユニクロでは2012年、クールビズを主婦なども含めた「働くすべての人」のための製品と位置づけ、汗のにおいを抑えるデオドラント加工製品などバリエーションに富んだ約150のアイテムを展開する。
大笘直樹取締役は、クールビズ展開の意義についてこう語る。
「もはや国民が半分『義務』として、エネルギー問題に向き合わねばならないところに来たと思います。着ることで涼しくなる、心地よい環境を作る取り組みはこれからも広がっていく。ユニクロを含め、衣料業界にはチャンス」