「エキサイティングな挑戦」を願う研究者の夢
『宇宙はすぐそこに』の著者は、名古屋にある大同大学長で宇宙開発研究機構顧問の澤岡昭さん(73)。東京新聞の記事は人物紹介のスタイルで、30年以上も日本の宇宙開発に携わってきた澤岡さんが「もとは生物学者になりたくて、宇宙への関心はさほどなかった」ことなどを語る。
材料工学を研究していた40歳のとき、米スペースシャトルを半分借りて宇宙実験をする計画に協力を求められたことが転機に。「以来、私の宇宙病は治りません」。
本は新聞文化欄に連載したエッセイを再構成。世界と日本の軌跡から、食事や睡眠など宇宙生活まで幅広い話題をやさしくつづった。「限られた予算で今まで以上にエキサイティングな挑戦をしなくちゃいけません」と願う自身の夢は、世界最高齢の宇宙飛行士。もちろん、本気だそうだ。
(ジャーナリスト 高橋俊一)