上司との付き合い方、即ちサラリーマン道の基本
サラリーマンには必ず上司がいる。いい上司もいれば、悪い上司もいる。しかし、上司を選べないのが、サラリーマンのつらいところ。さて、どう付き合っていくか。集英社新書の『「バカ上司」その傾向と対策』(著・古川裕倫、714円)は、30年を超えるサラリーマン生活を送ってきた著者による上司研究の集大成だ。
著者によると、とんでもない上司は3つに分類される。①はイヤな上司。性格に問題あり、暗くて怒りっぽいイヤミなタイプ。②はダメ上司。能力に問題があり、何度説明しても理解しないし決断もできない。③はバカ上司。姿勢に問題があり、情報を隠したり部下に責任を押し付けたりする。①②は許せるが、③とは時に戦う必要があるという。上司との付き合い方、これ即ち、サラリーマン道の基本といえそうだ。