「太陽の国」スペイン生まれの健康素材「アルガトリウム」が、日本でも話題を呼び始めている。本国では有名プロサッカーチーム選手たちが愛用しているもので、スポーツやアンチエイジング、美容の分野で積極的に活用されているという。
都内では2012年4月3日、アルガトリウム広報事務局によるメディア向けのセミナーが実施された。果たしてどのような効果が期待できるのか。
活性酸素を抑える、アンチエイジング効果
アルガトリウムの原料はマグロから抽出した魚油で、これを独自の製造技術により濃縮生成、DHA(ドコサヘキサエン酸)を高含有する「活性型DHA」とよばれるもの。DHAの他にも、EPA(エイコサペンタエン酸)、DPA(ドコサペンタエン酸)など、健康に良いと話題のオメガ3脂肪酸を含んでいるのも特徴だ。
主な効果としては、「老化の原因」として知られる活性酸素の蓄積を抑えることが挙げられる。体内の細胞に働きかけ、細胞が元々持っている活性酸素に対する防御・修復システムを強化すると同時に、体内物質グルタチオンを増やすことで活性酸素を除去する仕組みだ。こうした作用は、他では類を見ないという。
この夏、「美白」業界を席巻?
さらに日本では、アルガトリウムの働きによるメラニンの合成を抑制する効果があることに着目し、「美白」への応用を図る独自の研究もスタートしている。
臨床試験では専門医による評価、被験者の自己評価ともに優秀な結果が出ており、札幌皮膚科クリニックの根本治院長も3日のセミナーで、
「『若い皮膚を保つ』――アルガトリウムはこの夢をかなえるのに大いに役に立つと思っています」
と太鼓判を押した。
日本でもドラッグストアなどで手軽に購入できるアルガトリウム配合サプリメントとして、「アミノコラーゲン ボーテ ホワイト」(明治)がすでに販売されている。紫外線が強まるシーズン、さらなる注目を集めそうだ。