没後50年、「室生犀星文学賞」に砺波市の南綾子さん

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   詩人・小説家の室生犀星(1889~1962)没後50年を記念して創設された「第1回室生犀星文学賞」(主催・読売新聞北陸支社)の表彰式が2012年3月26日、犀星が幼少期を過ごした石川県金沢市の雨宝院で行われた。

   未発表の短編小説・随筆が対象で、国内外から925編の応募があった。作家の辻井喬さん、加賀乙彦さん、犀星の孫で室生犀星記念館名誉館長の室生洲々子さんが選考委員を務め、受賞作には砺波市の南綾子さん(72)の小説「二日月(ふつかづき)」が選ばれた。

   犀星の命日でもある26日に開かれた表彰式では、南さんに正賞として九谷焼の文鎮、副賞として50万円が贈られた。

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