日本初のスマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」が2012年4月1日に開局するのを前に、対応機種を貸し出すモニターキャンペーンが行われている。特設ウェブサイトやドコモショップから申し込むと約2週間借りられるというもので、機種返却後にはウェブでアンケートに回答する必要がある。キャンペーン期間は4月1日から9月30日まで。
スマートフォン「AQUOS PHONE SH-06D」とタブレット端末「MEDIAS TAB N-06D」2機種が対象
キャンペーンの対象になるのは、現時点で対応端末として発表されているスマートフォン「AQUOS PHONE SH-06D」(シャープ製)とタブレット端末「MEDIAS TAB N-06D」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)の2機種で、両機種合わせて最大2万台が貸し出される。
AQUOS PHONE SH-06Dは4.5インチの液晶パネルを搭載し、3D番組をメガネなして見られるのが売りだ。キャンペーンの対象ではないが、12年6月には、アニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」にちなんだ特別モデル「AQUOS PHONE SH-06D NERV」も発売される。一方のMEDIAS TAB N-06Dは、7インチの液晶パネルを備え、次世代高速通信「Xi(クロッシィ)」にも対応。
それ以外にも、12年度上期には、対応端末が5機種増える予定。
NOTTVは、NTTドコモや民放各社が出資するmmbi(エムエムビーアイ)が運営。アナログテレビ停波後に空いた周波数帯域を利用し、ワンセグよりも高画質・高音質で番組を届ける。
従来の放送のような「リアルタイム放送」と、番組を一時保存できる「蓄積型(シフトタイム)放送」の2種類があり、リアルタイム放送は生放送にこだわった編成が特徴。平日に放送される「notty★LIVE 7時間!」では、月~金曜の毎日7時間にわたってファッション、コスメ、グルメなどの情報を発信する。それ以外にも、平日17~18時の枠は人気アイドルグループのAKB48が担当することも決まっている。月額サービス利用料は420円。