「すべての面においてベンチマークとなる車」 メルセデス・ベンツから新型SLクラス

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   メルセデス・ベンツ日本は2012年3月18日、同社がサポートする国内最大級のファッションイベント「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2012 -13 A/W」(3月18~24日)の冒頭を飾る公式イベントとして、最高級ロードスター「SLクラス」の新車発表会を開催した。「SLクラス」は1952年の初登場からメルセデス・ベンツの高級スポーツカーとして親しまれており、11年ぶりのフルモデルチェンジとなる今回の「新型SLクラス」は「6世代目」にあたる。

新型SLクラス全種に新世代直噴エンジンを採用

新型SLを前にカメラに収まるニコラス・スピークスCEOと女性モデル
新型SLを前にカメラに収まるニコラス・スピークスCEOと女性モデル

   会場となった東京・六本木の「メルセデス・ベンツコネクション」でニコラス・スピークスCEOは、新型SLクラスについて「燃費、走行性能、安全性と、すべての面においてベンチマークとなる車」と胸を張ったが、「新型SLクラス」はその言葉通りの「格」を備えていると言っていい。

   燃費については、メルセデスの量産モデルとしては初めて「フルアルミニウムボディシェル」を採用し、約140kg軽量化(従来モデル比)。さらにアイドリングストップを実現する「ECOスタートストップ機能」などで、最大30%の燃費向上(同)を果たしている。

   また、ルーフフレームにはマグネシウムを採用するなど、部位により最適な素材・構造設計を施した。すべての新型SLクラスのモデルに新世代直噴エンジンを採用し、操縦性と快適性を向上している。安全性についても、レーダー波で周囲の車両を検知し、自動ブレーキを作動する「レーダーセーフティパッケージ」など、最先端の安全装備を取り入れた。「マグネタイトブラック」のボディー、内装に赤いレザーと、黒と赤が印象的な1台だ。

   発表会では、新型SLクラスをモチーフにデザインした衣装をまとったファッションモデルも登場。衣装は、同日から開幕した「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京」に合わせて、海外のコンテストで数多くの賞を獲得してきたファッションデザイナー・YUIMA NAKAZATO(ユイマ ナカザト)さんがデザインしたものだという。

   新型SLクラスの納車は6月以降で、税込価格は1190万円~1980万円。限定70台の特別仕様車「SL 550 BlueEFFICIENCY Edition 1」も同時発売され、こちらの価格は1730万円となっている。

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