来月に迫った、入学式や入社式。
新たな環境でのスタートにのため地方から都会へ引っ越し、1人暮らしという新生活の準備をしている方が多く見受けられる時期となりました。
GRP編集部にも4月から東京での就職が決まったギャル2人組が遊びに来たため、早速、新生活について話を聞いてみました。
「気合いで埼玉から2時間掛けて通う!」
編集部員『東京に引っ越してくるつもりなの?』
ギャルA『いや、1人暮らしするつもりはないの!気合いで埼玉から2時間掛けて通う!』
ギャルB『ウチも実家から通う!周りにも結構そういう子いるよね!』
ギャルA『1人暮らしするって子ももちろんいるけど、サークルの友達には群馬から東京の専門学校まで通うって子もいるよ!』
という意見を聞くことが出来、どうやら東京の学校や会社へ通うことになっても地方の実家から電車で通うという、NOT地方離れのギャルが多いようです。
しかし、これまでのギャル達の傾向を見ていると、
『出来る限り遅くまで渋谷にいたい』
『実家に帰りたくない』
などといった考えで渋谷付近で1人暮らしをしたいと憧れるのがギャル的心理でした。
では、現代のギャル達が1人暮らしよりも長時間の通学・通勤時間を掛けてまで実家暮らしを選択するようになった理由とは何なのでしょうか。
「家賃よりもオシャレにお金をかけたほうがいい」
先程のギャルに再び理由を聞いてみると…。
ギャルA『ママに1人暮らしした方が良いかなって相談したことはあったんだけど、家賃とか光熱費でお給料がなくなっちゃうよりはオシャレにお金掛けた方が良いんじゃない?って勧めてくれた!』
ギャルB『ウチも今まで服とかコスメのためにバイト頑張ってたこと知ってるからか、親に実家の方が節約出来るよって言われて納得した!』
ギャルA『洗顔とかはママと共同で使ってるから実家ならなくなっても買って貰えるし、節約出来るじゃん!?(笑)節約出来る分、手伝いとか今まであんまりして来なかった身の周りの家事とかはきちんとやろうと思ってるけどね!』
といった声が挙がり、ギャル達は親の意見を参考に、東京から離れている実家から通勤することを決めていたようです。
KY(空気が読める)ギャルが増えた
考えてみれば、3年以上前のギャルは、大袈裟に言えば門限を破ったりするなど、親の周目を気にせずに自分のやりたいこと思いのままに貫き通すKY(空気が読めない)ギャルが「かっこいい」と思われていました。
そのため、実家に帰ってギャルの外見や行動について親から指摘されることを避けたいために、渋谷で1人暮らしをしたいと憧れを抱いていたギャルが多かったようです。
しかし、約4年前にギャル誌で活躍していた益若つばさがテレビで活躍するようになったことをキッカケに、小森純・鈴木奈々といったギャルモデル達が続々とテレビ界へ進出するようになり、つけまつげやカラコンなどの様々なギャル界のトレンドを世間に拡散させていることで、あまり良いイメージがないと捉えられがちだったギャル界に世間がプラスなイメージで注目し始めたのだと思われます。
そのようなことから、ギャル達は周囲だけではなく、世間的にも良い印象を持って貰いたいと思うようになったギャルや、自分達もモデル達のように世間に影響を与えられるギャルになりたいと考え、自分だけが良いのではなく世間的にも「可愛い」と思ってもらえるようになりたいと思うKY(空気が読める)ギャルも増えたようです。
つまり、可愛さを求めるKY(空気が読める)ギャルが増加し、ギャルが世間的にも受け入れられやすくなったことから親の共感を得ることが出来るようにり、1人暮らしに憧れを抱くギャルが減少したことが実家暮らしをするギャルが増えた理由の1つになっているのではないでしょうか。
これらから考えると、以前までは早く親元を離れたいと思う自立ギャルが多かったものの、現在のギャルは、実家離れをせず長時間掛けてでも通学・通勤をする、地域密着型ギャルが多いようですね。
GRP編集部 ミリにゃん