売りは運用ではなく「管理」、三菱UFJ信託銀行が『ずっと安心信託』発売

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   三菱UFJ信託銀行株式会社は2012年3月12日、利用者の生前から死亡後まで資産を管理する業界初の信託商品『ずっと安心信託』の発売を開始した。

信託期間は5年から30年まで

自身と家族に「安心」を
自身と家族に「安心」を

   同社では、かねてから相続以降の家族への資産承継ニーズに着目した商品を相次いで発売してきたが、今回の新商品『ずっと安心信託』はそうした機能に加え「生前の自分」に対しても財産を受け取り可能にしているのが大きな特徴だ。高い平均寿命を誇る日本だが、逆に、老人を狙った犯罪など、長生きすることでリスクが増す側面があるのも事実だ。『ずっと安心信託』は、そうした不安の解消を目的に、5年から最長30年にわたり、本人および家族が計画的かつ安全に財産を受け取れるよう商品設計されている。

   信託金額は500万円以上、3,000万円以下で、期間や金額は顧客側で決められる。また、信託管理報酬は無料で、金銭信託の運用報酬がかかる以外、契約時・契約期間中にいかなる手数料もかからない。

   (1)生活資金を「計画的に受け取る」、(2)必要資金を「すぐに受け取る」、(3)生活資金を「継続して受け取る」という、3つの安心機能を備えた『ずっと安心信託』。「管理」に対して顧客が支払う手数料を"無償"に設定するなど、「管理」そのものを強く訴える商品は珍しいため、注目度は高まりそうだ。

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