その真理は「東洋哲学」が2500年前に通過した場所だッ!異色格闘哲学書第2弾

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   マガジン・マガジンは、『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』(飲茶・著、416ページ、1800円)を2012年3月14日発売した。

   人気格闘技漫画「バキ」シリーズの作者・板垣恵介さんがカバーイラストを手がけて話題を呼んだ『史上最強の哲学入門』の続編で、今回は「東洋哲学」をテーマとしている。

前作は高専のテキストにも

『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』
『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』

   前著で著者・飲茶さんは西洋哲学2500年の歴史を、先人と戦いながら「最強(真理)」を追い求める「知の格闘技の物語」として大胆に再解釈した。その破天荒さとわかりやすさから、高専で授業テキストに採用されたり、台湾で翻訳版が刊行されたりするなど、大きな反響があった。

   これに対して本著では、著者は釈迦・孔子・老子といった東洋哲学者たちを、「我は悟り(真理)を得たり」と宣言してしまう「真理到達を自称した恐るべき強者たち」と位置づける。2500年をかけてなお西洋哲学がたどりつけない「最強(真理)」を、彼らは最初から宣言してしまっているのだ。

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