埼玉西武ライオンズは、より有意義な社会貢献活動を永続的に実施するための新しい形として「ライオンズこども基金」を始動する、と2012年3月13日に発表した。
ファンや地域の人々と「三位一体」
プロ野球選手に強い憧れを抱く子どもたちとの交流など、現在までにもさまざまな社会貢献活動を展開してきた選手会と球団だが、2011年の東日本大震災がきっかけとなり、また選手会からも提案があり、改めて社会貢献活動を見直すべく、選手会と球団とで話し合いを続けてきた。
その結果、選手会や球団だけでなく、ファンや地域の人々と「三位一体」で協力し合える形を整え、今まで以上に幅広い社会貢献活動を永続的に実施すること、そしてその活動は、今まで同様、この先の社会・未来を担う子どもたちが夢を持って生活できる環境作りを目的としていく、という結論に至り、この「ライオンズこども基金」が始動した。
活動としては、今まで行ってきたものに加え、さまざまなチャリティーグッズやチャリティーオークションによる収益の一部を積み立て、選手会と球団で寄付・支援を行うなど、さらに幅の広い活動を目指す。選手個々だけではなく、球団という組織だけでもなく、全国のプロ野球ファンや埼玉西武ライオンズを愛する多くのファンと一丸となって、子どもたちへの支援を永続的に取り組んでいく、とのことだ。