カロッツェリア・カワイは、キッチンナイフ「美濃刃 Scandinavian Knife」を、2012年4月1日から日本橋木屋本店で販売開始する。
「美濃刃」は、これまで白いだけだったファインセラミックスのブレードに疑問を感じたデザイナー・川合辰弥氏が、セラミックス素材本来の焼き物としてのデザインの可能性を掘り下げて生まれたセラミックスナイフだ。
陶磁器で使われる最先端の上絵付け技法を用い、美しいデザインを800度の高温で焼き付け加飾している。なかでも、友禅染を思わせる絵柄の鮮やかなKimono Knife シリーズは、国土交通省・観光庁主催VISIT JAPANの一環「魅力ある日本のおみやげコンテスト」Cool Japan部門で銀賞を受賞した。
美濃焼と同じく岐阜の地場産業である関刃物の熟練の職人が丁寧に仕上げ、質感と精度を高めており、切れ味も抜群だ。
キッチンをミュージアムに
今回発表された「美濃刃 Scandinavian Knife」は、「素朴で上質」をキーワードにし、シンプルな木製ハンドルの造形と、モダンでカジュアルな絵柄の色合いの相性を図ったデザインとなっている。
2012年1月にパリで開かれたフランス最大のインテリア博覧会、Maison&ObjetにRe-Mix Japanブースの一画として出展した際には、その斬新さから好評を博した。
予定価格は、ぺティナイフが1万2800円、クッキングナイフが2万円。