ペンタックスリコーイメージングは、世界的なインダストリアルデザイナー「Marc Newson(マーク・ニューソン)」氏によるデザインを採用したレンズ交換式デジタル一眼カメラ「PENTAX K-01」を、2012年3月中旬に発売する。レンズキットでの販売で、価格はオープンだが想定実売価格は7万円前後からとみられる。
機能性とデザイン性を両立
デジタル一眼の本格性能を備えながら、マーク・ニューソン氏が掲げた3つのデザインコンセプト「不朽」「信頼」「感触」をもとに、新たにデザイン面からの大胆なアプローチを試みたモデル。
直線的ですっきりとしたラインで構成された本体に、オリジナルデザインの「レッドボタン」や「グリーンボタン」、操作レバーなどを整然と配置している。 モードダイヤルや電源スイッチには質感の高いアルミ合金を採用するとともに、握りやすく手になじむグリップラバーでカードスロットやコネクター類をすっきりとカバーし、機能性とデザイン性を両立させ、細部までこだわりのデザインを徹底した。
豊富なペンタックスレンズが装着可能
撮像素子には、23.7mm×15.7mmの大きな撮像面積を持つ、画像信号の高速読み出しが可能な新型のCMOSイメージセンサーを採用し、有効約1628万画素の高精細画像を実現したほか、画像処理エンジンには新開発の「PRIME M」を搭載し、デジタル一眼ではトップクラスとなる優れた動画性能も備えている。
また、フィルム一眼レフカメラの時代から使用している豊富なペンタックスレンズが装着可能なので、シーンに応じてレンズを使い分けることにより、デジタル一眼カメラならではの幅広い映像表現が可能だ。
本体カラーは、ブラック×ブラック、ブラック×イエロー、ホワイト×ブラックの3種類。