【ご当地グルメ食べまくり】「行列のできる讃岐うどん店」直送の味

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   讃岐うどんといえば、いまやすっかり全国的におなじみの食べ物だ。讃岐うどんをうたったチェーン店もあちこちで見かける。それでもネットのグルメ系通販サイトなどでは、本場・香川から讃岐うどんを直送!といった広告がよくあるので、どうにも気になっていた。

特注「こだわりの粉」を使った麺

写真は1人前(約150g)。純生うどんは常温で製造日から1か月以上、保存できる
写真は1人前(約150g)。純生うどんは常温で製造日から1か月以上、保存できる

   本場の本物は、やはりそんじょそこらの「讃岐」とは違うのだろうか? それが知りたくて、高松市に店を構える老舗の「山田家」から取り寄せてみることにした。このお店は、お客の多いときには100人が開店前から行列をつくり、4000人が来店したこともあるという人気店。楽天市場やYahoo!ショッピングなどを通じた販売もしていて、雑誌やテレビの「お取り寄せ」企画で、たびたび取り上げられている。

   今回注文したのは、お店の名物で売れ筋だという、純生うどんの「釜ぶっかけセット」。4人前(1800円、麺1人前150グラム、送料込み)から購入できる。うどん麺のほかに、ストレートのつゆと、乾燥ネギ、天かす、すりごまが具として付属している。「ぶっかけうどん」というのは、器に入れたうどんに、つゆをざっとかけるといった意味らしい。麺に使用する小麦粉は、製粉メーカーに特注したこだわりの粉で、出来た麺は、通常のものよりも含水率が高いということだ。

   さて、その麺はたっぷりのお湯で12分ほどゆでる。しょうが、大根おろし、すだちなど、セットに付いていないが「ぶっかけ」に欠かせない具も準備しておきたい。ゆで上がった麺は艶があり、赤ちゃんの肌のようなもちもちのみずみずしさで、見るからに「違い」を醸していた。水を切って器に入れ、具を乗せ、つゆをかけて食べる。かみしめれば、最初の当たりは柔らかく、といって柔らかすぎることがない。絶妙なコシがあり、小麦の旨みも感じる。のどごしは滑らかそのもの。「違い」のほどは見て納得、食べて痛感といったところだった。

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