満州の日本人170万人を救え!マッカーサーに直談判した3人の勇者

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『満州 奇跡の脱出 170万同胞を救出すべく立ち上がった3人の男たち』
『満州 奇跡の脱出 170万同胞を救出すべく立ち上がった3人の男たち』(ポール・邦昭・マルヤマ・著/郄作自子・訳)
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   終戦時、満州にはおよそ170万の日本人がいた。敗戦後の満州国解体、ソ連軍の侵入により、彼らは故国帰還の途を断たれる。死と隣り合わせの恐怖に脅える同胞を救おうと、決起した丸山邦雄、新甫八朗、武蔵正道。3人は、数々の危険や非道な拷問にもめげず、命からがら満州を脱出し、ついに日本に帰国する。
   政府が手をこまねく中、3人はマッカーサーGHQ最高司令官、吉田茂外相(のち首相)など日米要人に直訴を続け、1946年4月、ついに「在満日本人引き揚げ」を実現させた。
   使命に燃える3人の献身的な活躍を、当時の歴史的背景および満州における日本人の暮らしぶりとあわせてヴィヴィッドに描いた感動のノンフィクション。
   「私は心から誇りに思う。父が3人の勇者のひとりであったことを」と綴るポール・邦昭・マルヤマさんは、本著に登場する丸山邦雄の三男。1964年の東京オリンピックでは、柔道アメリカ代表を務めた。現在は南コロラド日米協会会長の要職にある。

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