文藝春秋から2011年12月15日に刊行された『中国・電脳大国の嘘 「ネット世論」に騙されてはいけない』(安田峰俊・著、240ページ、定価1680円)が話題を呼んでいる。
著者の安田峰俊さんは「中国ネットウォッチャー」として活躍するノンフィクション作家・ジャーナリストだ。2012年2月24日には、USTREAMとニコニコ生放送で配信されるネット番組「J-CAST THE FRIDAY」(https://www.j-cast.com/trend/friday/main.html)にも出演する。
中国人オタクは本当に「親日」か?
近年、「ミニブログ(微博)が民主化実現」「若者に人気のアニメで日中友好実現」「5億人のネット世論が中国を変える」といった「中国ネット世論」への希望的な見方が、マスコミなどでたびたび取り上げられている。しかし著者はこうした期待は「幻想」あるいは過度な「思い入れ」に過ぎないと警鐘を鳴らし、「変わらない中国」の本質を喝破する。
24日の番組では「中国ネット世論」の正体とはどんなものか、そして我々はどう中国に向き合うべきかについて、安田さんに聞く。放送は昼12時30分から。終了後、アーカイブも公開する。