思わず誰かに話したくなる 嗚呼「アカデミー賞」泣き笑い

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リメイク映画に愛をこめて

『不朽の名作が身近な名作に 映画のオリジナルとリメイクを楽しむ』
『不朽の名作が身近な名作に 映画のオリジナルとリメイクを楽しむ』

   「1粒で2度おいしい」のが名作だ。リメイク版を楽しめるからだ。現に、今回のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているルーニー・マーラの「ドラゴン・タトゥーの女」は2009年製作の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のリメイク作品だ。文芸社からの『不朽の名作が身近な名作に 映画のオリジナルとリメイクを楽しむ』(著・ビバ アリ アーヴィン、1050円)は映画を愛するひとにこそ与えられる、もう一つの映画の見方を教えてくれる。

   オードリー・ヘプバーンの「麗しのサブリナ」や「シャレード」、ほかにも「猿の惑星」、「ロミオとジュリエット」など。オリジナル作品のヒロインをリメイク版では誰が演じるのか、といった興味はもちろんだが、著者は時代背景や女性像、恋愛観といった価値観の変化がどのよう反映されているかに注目、比較観賞という「2度おいしい」ぜいたくな気分を味わうのだ。

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