鼻づまりが仕事の効率や見た目の印象にどのように関係しているのか――花粉飛散のピークを前に、アイシェアが20代から40代の有職者を対象に調査を実施した。
クチがポカンは「頭の回転が鈍そう」「頼りなさそう」
通常時に仕事で発揮できるパフォーマンスを100%とした場合、鼻づまりの時はどれくらいになるのかという問いに、55.5%の人が「70%未満」と答え、「100%」発揮できると回答した人はわずか1.0%に留まった。
また、鼻づまりによってクチ呼吸になりがちなことから、「クチがポカンと開いている」状況と鼻づまりとの関係性についても調べた。「クチがポカンと開いている」と誰かから指摘されることがあるかという問いに、回答者全体の30.6%が「ある」と回答。「ある」の割合は、鼻づまりの期間が1年のうち「ほとんどない(2週間未満)」人で18.9%だったのに対し、2週間以上「鼻づまりを感じている」人では37.6%と高比率であることが分かった。当事者が考える「クチがポカンと開いている」要因でも「鼻づまり(51.2%)」が1位となっている。
「クチがポカンと開いている」人に抱くイメージを回答者全員に尋ねたところ、「ぼーっとしていそう(58.5%)」「頭の回転が鈍そう(37.7%)」「頼りなさそう(31.7%)」が上位にきた。また、通常時の魅力を100%とした場合、「クチがポカンと開いている」状態での魅力は「50%未満」との意見が合計58.3%にも達した。魅力は変わらないという「100%」の選択者はわずか1.3%、女性では「50%未満」との意見が63.7%と、さらに厳しい結果になった。