夕張市で2012年2月23日~27日にかけて開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」の記者発表会が15日、東京・秋葉原UDXシアターで行われ、「スカパー!映画部マネジャー」の福田萌さん、「スカパー!『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012』応援サポーター」杉村太蔵さんらが、映画や夕張への思いを語った。
復活5年目の映画祭
夕張市の財政難により一時は休止を余儀なくされたゆうばり国際ファンタスティック映画祭だが、2008年に市民有志が中心となって復活し、今回で再開5度目を迎える。「スカパー!」では08年の復活から映画祭の特別協賛を続けており、今回も上映作から34作品をスカパー!で放映する。
この日は2011年にグランプリを獲得したオ・ヨンドゥ監督の最新作「探偵ヨンゴン 義手の銃を持つ男」の試写会も催された。本作は同映画祭とスカパー!による制作支援作品で、オ監督によれば、「家で撮った前作より、10~15倍の予算で作ることができた」という。