ポレノン、「花粉症」抑制へ社会貢献事業

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   自然食品成分で作る花粉ブロックスプレー「ポレノン」が人気のワイ'ズ(東京・豊島区)は、業務提携先であるミツイワ(東京・渋谷区)と共同で、花粉対策の社会的貢献として「NPO法人森の蘇り」への寄付を決定した、と2012年2月17日までに発表した。「NPO法人森の蘇り」は、荒廃した森林の整備を行い、生き物の住む森として蘇らせる活動を行っている特定非営利活動法人。

ポレノン売り上げ1本につき1円を寄付

森を蘇らそう(2010年4月、富士宮市粟倉で)
森を蘇らそう(2010年4月、富士宮市粟倉で)

   花粉対策に取り組んできたワイ'ズは、従来から花粉症の根本的な原因となるスギやヒノキの花粉飛散を抑制する重要性を訴えており、今回の寄付決定は、こうしたNPO法人の森林整備活動を支援することで、花粉の飛散抑制に貢献するのが狙いだ。

   日本の国土の約7割が森という世界でも有数の森林大国で、森林面積は約2500万ヘクタールあり、そのうち約1000万ヘクタールが戦後植林されたスギやヒノキなどの人工林となっている。しかし、近年では外材の輸入増加と林業従事者の高齢化に伴い、細い木が立ち並ぶ荒廃林が増えており、こうした森のスギやヒノキから大量の花粉が飛散し、花粉症の大きな原因となっている。

   ワイ'ズとミツイワでは、ポレノンの売り上げの一部(1本につき1円)を「NPO法人森の蘇り」に寄付することで、日本の森の蘇りと、自然と人間が共生できる社会作りを支援していく。

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