キヤノンは、2012年3月上旬、「iVIS」シリーズからキヤノン初となる「Wi-Fi」対応モデル「iVIS HF M52」を発売する。
カメラから直接iPadやiPhoneにワイヤレスで
映像の記録形式は、従来のAVCHDに加え、あらたにiPadやiPhoneでの視聴に対応するMP4を採用。さらにWi-Fi対応のワイヤレス送信機能も搭載することで、撮影した映像を、ビデオカメラから直接iPadやiPhoneにワイヤレスで送れ、動画共有サイトへのアップロードができるようになった。
もちろん、撮影時の性能も上がっている。暗い中でも撮影できるように、レンズやカラーフィルターを通る光の透過率を向上させるとともに、高画質を実現するためにプロ使用CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサー「HD CMOS PRO」も搭載した。これで安定した高画質撮影ができる。
高機能化に加えて、さらに軽量化もした。縦、横、高さをすべて短くすることで、体積は従来のモデルと比べてなんと15%削減することに成功。持ち運びにもさらに便利になった。値段はオープン価格。
またキヤノンの「iVIS」シリーズからは、今回はこの他にも2機種の新商品が発売される。1つは、「iVIS HF M52」からWi-Fi対応を無くしたタイプの「iVIS HF M51」。もう1つは、他の2つのモデルよりもさらにコンパクトなタイプの「iVIS HF R31」も3月上旬に発売予定。