コスプレイヤーの撮影は、見ているだけで楽しい。仲間の被写体に向かって、これでもか、これでもかと一日中撮りまくる。まず全身を撮り、引いてから周囲をバックに撮る。さらにバストアップ、顔のアップ、寝転んで下から、脚立を使って上からとあらゆる角度から撮る。
さらに数人のグループは「合わせ」といってグループで撮る。たとえば作品が「薄桜鬼」とすると、土方歳三、沖田総司、斉藤一、原田左之助といった人気キャラクターを集めて全員で撮影をする。
これを縦位置、横位置からすべて撮る。この撮影を見ただけでも、一日かけて撮影している。午前11時に初めて午後4時になっても撮影を続けている。それでもこれだけのシーンを撮影すれば一日では終わらない。
撮影に凝っているコスプレイヤーの中には、脚立を持参する強者もいる。光を集めるレフ板、三脚は必需品。ほとんどのコスプレイヤーは持参する。もちろん大型ストロボ持参。
かくしてコスプレイヤーの傑作写真がウェブを飾ることになる。
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