今年もそろそろ、くしゃみの声が聞こえ始めた。つらい花粉症、なんとか和らげる方法はないか――楽天リサーチが花粉症に悩む20代~60代の男女300人に聞いたところ、半数以上の55.5%が「花粉症に効く」と評判の食べ物や飲み物にトライしたことがあるという。
20代で「ヨーグルト経験あり」は100%
特に多くの人が試した経験のある食材が、「ヨーグルト」(71.0%)と「甜茶(てんちゃ)」(66.7%)だ。以下は大きく離され、緑茶(28.5%)、納豆(20.6%)、紫蘇(しそ)(20.0%)、ルイボスティー(13.9%)、ほかにもきのこ類、グァバ茶、赤ワインといった答えが挙がる。
上位に入った食材の中でも、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌にはアレルギー性鼻炎を軽減する効果があることが知られている。今回の調査でも20代男女の全員が「試したことがある」と答えるなど、不動の人気を見せ付けた。ところがビフィズス菌には、効果が発揮されるまで比較的時間がかかる、という「難点」も指摘されている。
甜茶などとの組み合わせで効き目向上
花粉症緩和の近道は、症状がピークに達する前に対策を講じることだ。とすると、今からビフィズス菌を摂っても遅いのか?――実は最近の研究では、ビフィズス菌に人気食材でもある甜茶・紫蘇の実・グァバ茶のエキスを配合すると、即効性、効能がともに向上することが明らかになっている。しかも継続的に摂取すれば、アレルギー体質の改善も期待できるというのだ。
こうした効能に注目し、大正製薬でも、上記の食材の成分を配合したサプリメント「大正ビオデイ」を販売している。食品由来のため副作用の心配も少なく、手軽に続けられるのが特徴だ。URLはhttp://www.taisho-direct.jp/products/hm/20600/20600PR.html