「AKIRA」の大友克洋、初の原画展

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   SF漫画『AKIRA』で知られる大友克洋さんの初の総合原画展「大友克洋GENGA展」が2012年4月9日から5月30日まで開催される。会場は東京・千代田区の「3331 Arts Chiyoda」。

『AKIRA』をはじめとする手書きの原稿を展示

メインビジュアルコラージュ 河村康輔<br />(c) MASHROOM 2012 (c) Kosuke Kawamura 2012
メインビジュアルコラージュ 河村康輔
(c) MASHROOM 2012 (c) Kosuke Kawamura 2012

   原画展に展示される作品はすべて大友克洋さんによる手描きの原稿で、代表作『AKIRA』の全原画2125枚を筆頭に、画集『KABA』『KABA2』に収録された最新カラー原画、未収録作品なども展示する。

   今回の原画展は、20年ぶりとなる画集『KABA2』を発売したことを節目としてデビューからの39年をまとめたもの。また、宮城県出身である大友克洋さんが東日本大震災に対して「自らが主体となって漫画家に何ができるのか」を考えた結果としてたどりついた震災チャリティー企画展でもあるという。

   チケットは完全予約制となり、ローソンチケットで4月分は3月3日から、5月分は4月14日から発売する。入場料は大人1500円、学生800円、中学生500円、小学生以下は保護者同伴で無料。来場者収益の30%は東日本大震災の被災地復興のため寄付される。

   また、Twitterアカウント@OTOMO_GENGATENFacebookで最新情報を発信している。

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