超氷河期の厳しい寒さの中、「就活」が本格化している。解禁日が2カ月繰り下げられたため、今年は短期決戦の様相だ。いかにして「内定」を勝ち取るか。心構えとスキルを伝える4冊を紹介する(J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」https://books.j-cast.com/でも特集記事を公開中)。
会社研究こそ内定への道
阪急コミュニケーションズから発売中の『エントリーシートで目にとまる 面接で「できる!」と思わせる 内定をもらえる人の会社研究術』(著・望月実、花房幸範、定価1575円)によれば、面接担当者の不満のNo.1は「うちの会社のこと、調べてないんだよね」だそうだ。学生時代の武勇伝やバイトの実績を語れば内定をもらえるという時代ではない。求められているのは即戦力。学生時代に身につけたものをどう役立てるか、具体的に示すことが重要。「できる」と思わせるには、会社の内容をよく知っていなければならないのだ。そうした考えに立って、7つの人気業界の企業分析を通して、内定に結びつく会社研究術を習得してもらおうというのが本書の狙いだ。