ギャルたちの「親」に対する「裏切り」
「あゆ」が『東日本大震災を受け、自分の中に日本を離れたくないという気持ちが強く芽生えた』とコメントしたことに対しての反応で、つまり、「震災と離婚は別問題」だと言っているのです。困惑すると同時に、「あゆ」の存在を否定するかのような心情がうかがえますね。「信じられなくなってきた」という無念の思いが垣間見られますが、その「無念さ」は、ギャルたちの「親」に対する「裏切り」を感じたからにほかありません。
というのも、ギャルにとって「あゆ」は自分たちだけでなく、ギャルの親たちの世代からも高い支持を集める「神的存在」の大スターです。ギャルたちは、親から「あゆ」の業績を聞き、一緒にコンサートに足を運ぶようになったという経緯がありました。つまり、ギャルの間では、自分の好きなアーティストとしての感覚だけではなく、親と一緒に信頼し、「親へも影響を与えてきた人物」イコール「自分達世代だけで人気なのではなく、世代を超えて影響を与えている人物」であると認識しているのです。だからこそ、親と一緒に信頼してきた「あゆ」には、「震災」を離婚の原因にしてほしくなかったのでしょう。
みなさんは、どう思いますか?
GRP編集長・まぁ~さ