ドコモ、21か月ぶりに「純増数」首位奪還 MNPは3か月連続でKDDIがトップ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

指標は「純増数」から「MNP」へ

   各社の好不調を示す役割を担ってきた「純増数」への信頼度が薄れてきた中で、「MNP(携帯電話番号ポータビリティー)」に対する注目が高まりつつある。MNPの利用者は、他社から契約を移行するという意思が明確で、その利用件数が重視されているのだ。

   2011年12月のMNPでは、ドコモの-(マイナス)9万4400件、ソフトバンクの+(プラス)3万9000件に差をつけ、KDDI(au)が5万5400件で3か月連続の首位となった。iPhone 4Sの投入に加え、スマートフォン端末やエリア品質の向上など、auブランド復活に向けて次々と策を講じてきたことがユーザーからの支持を高めているようだ。

   KDDI広報部は、「MNPで3か月連続首位になったのは大変うれしい。ただ、年間でみるとまだ転入超えにはならなかったので、来年に向けて一層頑張っていきたい」と、さらなるMNPの転入件数増を狙っている。

姉妹サイト