大和書房は「サラリーマン」という生物を観察した日本で唯一の本『サラリーマン生態図鑑』(編・アコナイトレコード)を2011年12月24日に発売した。
「サラリーマン」をシニカルに分析したもので、外見の特徴やカイシャにおける役割から、宴会・接待の内容、休日の過ごし方までを写真とともに分かりやすく解説しているが、その解説がまじめなだけに逆に笑ってしまう。
特に面白いのが、サラリーマンたちがよくとる数々の仕草やポーズの紹介。「お会計」「オンナ」「怒ってる」「その話は置いといて」「クビ」「ちょっと通りますよ」「何時?」など、見れば「確かに・・・」と納得するものばかりだ。
編集を担当した企画集団「アコナイトレコード」の鵜川太郎代表は、「ぜひ、みなさんもこの本を片手にニヤニヤわらいながらサラリーマンの研究をしてもらえば幸いです」と記している。
単行本(ソフトカバー)、184ページ。定価1365円。