2011年も残すところ、あとわずか…。
今年は、東日本大震災やタイの洪水被害など、世界的にも大きなダメージに見舞われた一年となりましたが、ギャル達にとって2011年はどのような一年だったのでしょうか。
渋谷で募金活動も実施
今回のギャルウォッチでは、昨年と同様、ギャル的2011年の「漢字1文字」を紹介するとともに、今年のギャル文化を振り返りたいと思います。
まず、多く挙がったのが、2011年の漢字一文字としても選ばれた「絆」で、未曾有の災害を通し、家族や友人・地域との繋がりの大切さを再確認したギャル達が多くいたようです。
実際、渋谷で募金活動を行い、義援金を寄付したり、被災地へ行ったりするギャルモデル達も多く、お互いに協力し、支え合うことの重要さをブログやSNSなどで綴る傾向が見受けられました。
その他、「震」や「波」・「揺」といった漢字を選ぶギャルが多く、災害の影響が多く反映された一年だったことを噛み締めている様子が伺えました。と、ここまでは、世相を現した漢字を紹介させて頂きましたが、次は、ギャル達が選ぶギャル界の漢字をご紹介します。
露出度高い強め系ギャル急増で「強」
まずはこの漢字、「公」です。
理由としては、ダイエットやメイク・ファションの研究し、ブログでそのテクニックや知識を公開することはもちろんですが、コンプレックスを克服しようと整形を受け、ブログで公表するギャルも急増したことで選ばれたようです。
次はこの漢字、「強」。
昨今のギャル界では、メイクはたれ目・ファッションはガーリ-にといった甘めギャルが中心となっていましたが、今年は黒肌でメッシュ・露出度の高い強め系ギャルが急増したことで、この「強」が選ばれたのでしょう。
それでは、最後にギャル達が選ぶ、ギャル界を表す漢字一文字No.1を発表します!
それは、ズバリ…。
「変」です!
理由としては、つけまつげをカスタムし自分仕様に変化させるのが当たり前になったことや、だてめがねのレンズを取ったり、鼻めがね風に掛けるなど1つのアイテムに変化を加えさせたギャルが多かったこと、また、ストッキングを破り、あえてクラッシュ風に変化させたギャルが続出したことが選ばれた要因にあるようです。
お姉さんギャルが選んだのは「海」
ではでは、ギャル界を見てきた、私自身が2011年のギャル界を振り返り、漢字一文字に選んだ漢字を発表します。
それは、この漢字、「海」です!
理由としては、今年のギャル界は、先程挙げた強め系ファッション以外に、モノトーンをベースにしたファションスタイルや、根本から毛先にかけてのグラデーションカラー・そして、ゆる~い質感が特徴のウェーブヘアが大ブームとなるキッカケとなった、海外ブロガーをお手本にするギャルが急増したことにあります。
余談にはなってしまいますが、8年前の2003年には、ジェニファーロペスやブリトニー・スピアーズといった海外アーティストなどが人気を集め、これらのアーティストに憧れる海外セレブ系ギャルが続出したこともありました。
しかし、その時のギャル達にとっては、海外ファッション雑誌を読んで流行やブームを収集するのには、今より少しハードルが高かった印象にあります。ですが、ここ昨今のブログの普及、そして、ギャルのライフスタイルにブログが日常的なツールとなったことで、ギャル達は国内を飛び越え海外へと目を向け、そして、海外でリアルにブームとなっていた、ファッションやヘアを取り入れ始めたのではないかと思います。
つまり、2011年のギャルファッションやギャルヘア、そして、ギャルが見るブログなどは国内の枠を越えグローバルとなった一年だと言え、この漢字を選ばせて頂きました。
果たして来年は、どんな言葉やアイテムがギャルブームとなるのでしょうか。
皆さんが選ぶ、ギャル界の一文字も気になるところですが…、今後もギャルウォッチでは、ギャル文化を紐解き、ギャル達の知られざるライフスタイルを皆様へ分かりやすくお届けしたいと思います。
最後に…。
いつもギャルウォッチを見て頂いている方々、そして、私達のわがままや無茶振りにもいつも優しく対応して下さるジェイキャストのHさん、いつも本当にありがとうございます。
2012年も変わらず頑張っていきますので、今後ともギャルウォッチをよろしくお願い致します。
それでは、皆様、よいお年を…。
GRP編集長・まぁ~さ